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執筆者の写真DI薬局

ゴックン期(初期・後半)②ステップアップの目安と卵の与え方について

ゴックン期の2回食に慣れてきたら

そろそろモグモグ期(中期)へステップアップしましょう

 □ ゴックンと飲み込める 

 □ 水分を減らしたベタベタ状の離乳食を口をモゴモゴ動かして食べている

 □ お粥以外に野菜や魚なども食べている

 □ 主食、おかずと合わせて、1回に子ども茶わん半分くらいを食べる

 □ 2回食のリズムができている

以上の点をチェックしてみてください。赤ちゃんが食べることに少しずつ慣れてきた目安になります🌼

卵を与える時期は?

現在は本以外にもテレビ、インターネットなどから簡単に情報を取ることができますが、書かれている事がばらばらでどの情報を信じたらいいのだろう、卵アレルギーが気になるし実際いつから卵は与えていいんだろう…と悩まれるお母さんお父さんも多いのではないかと思います。

0才児のアレルギーは1位鶏卵、2位牛乳、3位小麦 (日本小児学会の「食物アレルギー診療ガイドライン(2018年改訂版)」による)となっています。そのため心配されるのも無理はないと思います😢しかしこれらのアレルギーは成長とともに60~70%が食べられるようになるそうです💡これは乳児が腸のバリア機能が未熟な事も原因にあるようです。その為離乳食を通して色々な食べ物を口にして消化することに慣れ学習をしていく必要があるんですね。なので心配だからと遅らせることはよくありません。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年度版)」では6ヶ月末から卵黄少量からと書かれています。少量とは他の食材を与える時と同じく小さじ1杯からです。もちろんこの量より少なくても構いません。少量ずつだともしアレルギーが出た場合症状が軽くて済みます。その為徐々に量を増やしていきます。

離乳食を10倍粥(炭水化物)からスタートし、野菜⇒植物性たんぱく質(豆腐類)の順で進めていき、慣れたら動物性のたんぱく質(白身魚や卵黄)と進めていきます。その為卵黄を与えるのは順調に進んで約1ヶ月後頃になります。

なぜ卵黄から?

卵黄から与えるのは卵白に比べてアレルギーの原因になるたんぱく質が少ない為です。

また加熱具合によってもアレルギーの出やすさが変わってくるのでしっかり加熱します☆

初めて与える時は固ゆでのゆで卵の黄身だけを取りペースト状にして与えるのがおすすめです☆

初めての卵の進め方と量の目安です😊

アレルギーと思われる症状が出たらかかりつけの病院に相談してください。

またアレルギーでなくても口の周りなど食べ物やだ液が付く部分がかぶれてしまうことがあります。赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので夏でも保湿をしっかりしてあげてください👶

※参考資料:厚生労働省 「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」、日本小児学会「食物アレルギー診療ガイドライン(2018年改訂版)、はじめてママ&パパの離乳食(主婦の友社)

次回は『モグモグ期(中期)①』についてお伝えします。

★DI薬局では、個別の離乳食等の育児相談を行っています。電話、ライン、個別で面談(2階の相談室で行います)などご希望の方法でご相談下さい。(もし今後国や市の施策が状況により変更があった場合はそれに伴い変更する場合がありますのでご了承ください)

離乳食スタート前に一度離乳食の進め方について話を聞いておきたいという方もどうぞお気軽にお尋ねください☺

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、現在『こそだておうえん会』の開催を中止しております。

再開に関しては当ブログにてお知らせ致します。よろしくお願い致します。

離乳食に関するご質問・ご相談はお電話またはDI薬局のLINEでもお受けしていますので、ぜひご利用ください。LINEはDI薬局サイトのトップページからご登録いただけます。

(ご返信までに日数をいただく場合があります。ご了承ください。)

 

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よろしくお願いいたします。

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